小6の娘の進学先として検討している中学校の支援級の見学会に行ってきました。
これまでスクールカウンセラーさんや先生方と話し合いを重ねてきましたが、なんだか気持ちばかり焦ってしまっていて…。
でも今回、実際に学校を見てみて、「このままで大丈夫かもしれない」と思えることがいくつかありました。
支援級の雰囲気は?「先生との相性」で左右されるかも
小学校でも感じてきたことですが、やっぱり気になるのは**「先生との相性」。
支援級だからといって誰もが丁寧に見てもらえるわけではなく、対応は先生のスタンスや性格に大きく左右されそう**です。
でも今回見学した中学校では、こちらの話を丁寧に聞いてくれる先生がいて、「ちゃんと対応してもらえそう」という安心感が得られました。
不登校対応クラス「ハートクラス」も選択肢に
その中学校には、いわゆる**不登校支援のための「ハートクラス」**という選択肢もありました。
そこでは、教室に通うことが前提ではなく、学校に来さえすればOKというスタンス。子どもが無理なく通える「居場所」があるというのは、大きな安心材料でした。
部活は自由参加、放課後の過ごし方も柔軟に
中学校生活といえば気になるのが部活動と放課後の過ごし方。
昔のイメージでは「部活は必須」「朝練も当然」みたいな雰囲気でしたが、今は違うようです。
- 部活は必ずしも入らなくてOK
- 朝練なし・放課後は日没前に帰宅
- 放課後デイの送迎も中学校が受け入れ可
このように、令和の中学校はずいぶん柔軟になっているんだな…とカルチャーショックを受けました。
娘は自転車通学予定なので、「放課後デイに行くとき、自転車はどうする?」という新たな課題も出てきましたが、これは個別に調整していけばいいかなと思っています。
通級と支援級の両立が難しくなる?制度の動きにも注意
現在、小学校では支援級に在籍しながら普通級に通級というスタイルを取っています。
でも、最近の文科省の通達では、こういった**「行き来型の通級」は減らしていこう**という方針が出ているとのこと。
今後は、どこに在籍するかで学び方が固定されやすくなる可能性もあるので、支援の制度そのものにも目を向けておく必要がありそうです。
支援級からの高校進学は難しい?でも受け皿はある
支援級に在籍している子どもにとって、公立高校への進学は難易度が高いことも多いです。
内申点(5段階評価)が必要だったり、評価の基準にのりづらかったりすることが理由です。
ですが、希望がないわけではありません。
- 専修学校などの進学先もある
- 不登校経験や支援級在籍でも受け入れ実績あり
- 「学び直し」に特化した学校も存在する
条件はつくかもしれませんが、支援級の子どもたちにもちゃんと受け皿が用意されているということが、今回の見学でわかりました。
これが私にとって、大きな希望になりました。
【まとめ】悩みは尽きないけれど、希望をもらえた見学会
支援級や発達障害の子の進学に関しては、どうしても**「この先どうなるんだろう」**という不安がつきまといます。
制度も変わりつつある今、親としてできるのは、情報を集めて、子どもに合った選択肢を見つけていくこと。
今日の見学会では、完全に悩みが解決したわけではありません。
でも、**「なんとかなるかもしれない」「この子に合う形はある」**と、少しだけ心が軽くなりました。
同じように悩んでいる方がいれば、まずは**「実際に見に行って、感じてみる」**ことをおすすめします。
思わぬところに、ヒントや希望が見つかるかもしれません。
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